<オーナーにはどんな悩みが多いのか?>
オーナーの悩みの中で第1位は、空室問題です。
空室が発生し、長期化すると資金繰りが悪化してしまう場合があります。
特に借入金がある場合は、深刻な資金ショートになりかねません。
悩みの第2位は、滞納家賃です。
家賃は支払わない、退室もしないなど訴訟になれば弁護士費用の負担や精神的損害も被ります。
早めの対策と決断が大切です。
第3位はテナント(入居者)とのトラブルです。
入居中の騒音やゴミ出しのマナー問題、退去の際の原状回復費用の問題など、不良テナント(入居者)に頭を悩ませます。
これらの悩みを解決・サポートしてくれる不動産管理会社の善し悪しで、オーナーの苦労の度合いが異なってきます。
不動産管理会社は
◆ 客付けが強い管理会社に頼むのが良いのか?
それとも
◆ 建物管理がしっかりしているところか?
しっかり満室経営にする為には客付け力がないとダメですが、厄介な入居者を入れられてもトラブルになります。
大手(全国的)管理会社は客付けは強いですが、建物管理が強いわけではありません。
建物の維持管理や工事を他社へ丸投げしている会社も少なくありません。
地場の管理会社は大手(全国的)管理会社と比較して客付け力は弱いかもしれません。
しかし、地場の管理会社は他の管理会社と情報を交換し横のつながりがあります。
単体で客付け力は弱くても協力体制をとることで十分補えます。
しかも地場の管理会社は地元の評判が最も大切ですから、後のトラブルを避ける意味でもしっかりとしたテナント(居住者)を選ぶ傾向が強いと思います。
私たちは、44年のビルメンテナンス業のノウハウと豊富な実績がございます。
また、1996年より不動産業務、2011年より工事業務を展開し、現在では仲介業務・管理業務・清掃業務・工事業務(空調・電気・消防)のすべてをオールインワンとして取り組んでいます。
不動産管理会社の中には下図のように、仲介業務、管理業務は自社で行いますが、メンテナンス業務と工事業務は他社へ委託している場合があります。
この場合、委託の部分(メンテナンス会社・工事会社)について管理会社が利益を上乗せしてオーナーへ請求している場合があります。
私たちは、すべてを自分たちで行うことで一つひとつのサービスや工事の利益が薄くても全体として利益が厚くなれば良いと考えています。
そして何より、私たちが実際に現場に赴き、日々変化していく建物を見て・触れて・感じて管理していくことで、テナント(居住者)の立場になって現場を把握することができ、ひいては安定経営となってオーナーの利益につながると考えます。
先日もあるオーナーから不動産管理会社を変えたいという相談がありました。
その管理会社は、テナント(居住者)への態度がとても横柄だったそうです。
たしかに管理会社から見た場合、お客様はオーナーです。
オーナーから見た場合のお客様はテナント(入居者)です。
では、テナント(入居者)は管理会社にとって、お客様ではないのでしょうか?
管理会社がオーナーから頂戴する管理料の出所はどこでしょうか?
もちろんテナント(居住者)が支払う賃料になります。
そう考えれば、管理会社のテナント(居住者)への対応は、お客様としての対応になるはずです。
ただし、基本的なこととして、「貸し手」と「借り手」は対等だということをお互いに認識していることが必要だと思います。
昔ながらの貸してやっているという上から目線の大家精神、借りてやっているというお客様は神様ですという精神、両者とも低俗な思考です。
これからの賃貸経営は、オーナーも商人としての努力と工夫がより強く求められ、ビジネスのプロとしての意識が必要であり、私たちは地元に密着することでトラブルに迅速に対応し、地元情報をいち早く捉え、常に半歩先を見据えた戦略と誠実なサービスを提供することが必要です。
その結果
◆オーナーよし!
◆テナント(居住者)よし!
◆管理会社よし!
の「三方よし」になると信じています。
※「三方よし」とは近江商人の心得です。
ご相談は無料です。