インターネットで検索しても業界の適正価格がわからない。
見積もりをお願いできる優良点検業者がわからない。
点検業者が下請けに丸投げしているようだが。
同業の知人に聞いても消防設備が異なるので価格が比較できない。
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この業界はあなた様から見た時、極めて「見えにくく、わかりにくい」はずです。
そもそも価格が不明瞭で「標準価格」というものがあるようでないのです。
しかもサービス(価値)が見えません。
ですから、信頼がおける業者にお願いすることが大切です。
より満足できるサービスを受けられる業者を選ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。
地元地域に密着して活動している業者というのは、悪質な業者が少ないです。
(やはり、地元にいられなくなるようなトラブルは避けたいからでしょう・・・)
特に「本社が地元にあること」「法人企業であること」がポイントです。
「本社が地元にあること」 これは、本当に地元の会社なのかどうかということです。
全国展開している会社は、業績が悪化している支店や営業所は閉鎖します。
つまり、何かあった場合にクレームなどのアフターフォローが受けられなくなってしまう危険性があります。
しかし、本社が地元にある場合には、業績に関わらず、最後まで営業を続けることが普通です。
次に、法人企業であること。
個人事業者でも、すばらしい業者さんはたくさんあります。
ですが、商号さえ付ければその日のうちから営業でき、細かな手続きがなくてすむのも個人事業者なのです。
つまり、簡単に消防設備点検業者を始めることも、やめることもできるのです。
ぼったくりや悪質な営業を続けながら都度名称を変えたりなど、事業者の実態がつかめない場合も多いのです。
消防法の改正ポイント、業界の動向を熟知していることが必要です。
法改正に合わせて的確な対応がとれる業者を選びましょう。
契約前に消防法や業界の動向について聞いてみて、明確に答えてくれる業者なら安心できます。
(新宿歌舞伎町雑居ビル火災をきっかけに28年ぶりの大改正)
やはりいかにスピーディーな対応をしてくれるかが肝です。
見積もりを依頼したのに連絡がまったくこない、メールへの返信が遅い・・・そのような業者は、点検もいいかげんかもしれません。
問い合わせ時にすぐに対応してくれる業者であれば質の高い作業が期待できます。
価格は業者選びのひとつの判断基準となるだけに気をつけなくてはいけません。
安いもの、高いものにはそれなりの理由があるはずです。なぜ高いのか、なぜ安いのか、その理由を、しっかり見極めることが重要になります。
例えば、安く点検できたのはいいけど、実際には点検者が建物内をぐるっと回るだけで点検は行わず、不正な報告書を作成する。…というのは実際にある話です。
見積もり内容が詳細に記載してあり、内容について丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
豊富な実績があり、かつ企業としての歴史があるところなら安心です。
業者のホームページなどをチェックして、確認してみましょう。
また、消防設備点検のみしかやらない業者よりも、点検後のトラブル対応や点検時に発見された不具合に対する修理・交換を提案してくれるなど、あらゆるサービスを行っている業者が頼りになります。