もし、あなたの建物が中央空調方式(ダクト方式)の冷暖房設備だったら改修・更新工事費用が4割~5割削減できる可能性があります。
実は、中央空調方式(ダクト方式)の建物の場合、テナントさんは、こんな不満を持っている場合があります。
室内温度が快適でない・・・
ダクトから排出される冷温風のいやな臭いが気になる・・・
テナントへ来店されたお客さまの室内温度に対する要望に答え
られない・・・
◆各テナントや部屋ごとに冷暖房のニーズは異なります。
◆中央空調方式(ダクト方式)では、これらのニーズに答えることができません。
個別空調方式(ダクトレス方式)なら、部屋ごと、テナントごとに冷暖房運転が可能です。
しかも、使用している部屋やテナントだけの冷暖房運転だから、毎月の光熱費の縮減が可能です!
さて、ここで改めて中央空調方式(ダクト方式)・個別空調方式(ダクトレス方式)について説明しましょう。
空調方式には「中央方式(ダクト方式)」と「個別方式(ダクトレス方式)」の2つに大別されます。
「中央方式(ダクト方式)」とは簡単に説明すると、冷温水発生機(チラー)又は吸収式冷温水発生機によって温水(又は冷水)を作り、その温水(又は冷水)で空気を暖め(又は冷やし)、送風機によって施設全体に温風(又は冷風)を送りだして暖房(又は冷房)をします。
一般的には各居室に供給する空気を中央管理室等で一元的に制御する方式を言います。
<中央空調方式(ダクト方式)>
「個別方式(ダクトレス方式)」は一言でいえば、中央熱源を持たず、熱源が分散配置されており、熱源と空気調和機とが一体となっているか、室内機と室外機を冷媒配管で接続して、各々の機器単体で運転制御が可能な空気調和設備をいい、パッケージエアコンと呼ぶこともあります。
<個別空調方式(ダクトレス方式>
個別空調方式(ダクトレス方式) | |
<メリット> |
<デメリット> |
・部屋ごとに室内機を設置するため、個別に温度管理が可能。 | ・室外機置場のスペースが必要 |
・部屋ごとの運転が可能なため、中央方式と異なり、光熱費の縮減が可能。 | |
・予算に合わせて、1フロアごとやテナントごとの工事が可能。 | |
・中央方式で使用していたボイラー等を撤去することで、新たなスペースの有効利用が可能。 |
■■■ 見積比較 ■■■
東京多摩地域の病院(2011年12月施工済)
【A社見積】 | 【当社見積】 | |
電気式ヒートポンプ | 電気式エアコン(完全個別空調) | |
ヒートポンプ 2台交換 | 壁掛式47台 天吊り式 2台 | |
1,575万円(基礎は既設使用) | 845万円 |
<工事費用> <節税効果>
節税効果
◆1台あたりの空調設備(個別に運転が可能)が30万円未満であれば、一定の要件のもとに、その取得価額に相当する金額を損金の額に算入することができます。(限度額年間300万円)また、一括償却資産として3年間で償却することが可能です。
◆中央空調方式に更新した場合は、減価償却費として15~20年で損金の額に算入することとなります。
※詳細は、事前に顧問税理士に十分ご確認ください。
日本製エアコンの個別空調方式(ダクトレス方式)は、世界で事実上の業界標準となりつつあり、既に欧州を席巻、米国でも浸透し始めています。
詳細はこちら→ 「産経ニュース」をご覧ください。